平均寿命と健康寿命 - アシュタンガヨガのススメ
- Hiromi
- 2021年4月1日
- 読了時間: 2分
平均寿命とは「何歳まで生きられるか」を予測したものですが、健康寿命は、何となくわかるけどあまり意識したことはないという方も多いのではないでしょうか。厚生労働省の定義によると、健康寿命とは「日常生活に制限のない期間」、「平均寿命から寝たきりや認知症などの介護状態の期間を差し引いた期間」であり、平成 28 年のデータでは、男性が約 72 歳、女性が約 74 歳となっています。平均寿命は、男性が約 81 歳、女性が約 87 歳です。したがって、男性は平均約 9 年間、女性は平均約 13 年間は「寝たきりや認知症などの介護状態の期間」を過ごさなければならないということになります。今はまったく想像できなくても、多くの人はいずれそういう時がやってくることを覚悟しなければなりません。
できればピンピンコロリで逝きたいと考え、普段から健康に気を遣っている人もだんだん増えてきました。体に良いものを食べることももちろん大切ですが、老化で真っ先にガタがくるのは筋肉だと言われています。筋肉を鍛えるには、残念ながら運動よりほかの方法はありません。現代人はあちこち動き回らなくてもあらゆるものが手に入り、ましてやコロナ禍で家で過ごす時間は急増しています。運動する機会が減れば、当然ながら老化は加速します。
私がアシュタンガヨガの練習をお勧めするのは、どこにいても「運動する口実」を作ってくれるからです。練習は、土曜日 (シャラによって異なります) とムーンデイ (新月と満月の日) 以外、基本的に毎日やらなければなりません。 これは、「嫌ならやらなくてもいい」というものではなく、「決まり」です。この決まりに素直に従うことで、自動的に毎日運動する機会が生まれます。とはいえ、アシュタンガヨガの練習は初心者、特に運動が得意でない人にとってはかなりハードです。当サロンでは、そうした方のために、まず体を柔軟にしてから、徐々に優しいポーズから指導いたします。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。お待ちしています!
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