top of page

コロナ後の世界

  • Hiromi
  • 2020年9月1日
  • 読了時間: 2分

コロナ後にはどんな世界が待っているのか、想像もつかない人は多いのではないでしょうか。先日ツイッターで、ある方のツイートに大変共感しました。それは、「社交的であることが生存に有利だった時代から、孤独に強いことが生存に有利である時代になった」というものです。人との距離を保つというソーシャルディスタンスは、コロナ後もニューノーマルとして確実に根付いていくことでしょう。しかし、これは他人とかかわるなというネガティブな意味合いでは決してなく、グループでの付き合いから個人対個人の関係にシフトするという、人間関係におけるより発展的な価値観に結びついているのだと思います。

自粛続きのストレスからか、心療内科や整体院を訪れる人が急増しているとも言われています。予想外に長期間にわたる感染拡大のせいで、多くの人の心と体はズタズタに傷ついています。コロナ後に必要なのは、レジリエントな*心と体です。心をレジリエントにするには、まずレジリエントな体をつくらなければなりません。今後も新たなパンデミックが起こる可能性は十分にあり、自分で自分の体をメンテナンスできる能力を身に付けることは、これからの時代に必須となるでしょう。レジリエントな心と体を手に入れれば、どんな状況においてもしっかりと自分の足で立つことができます。そんな人が増えれば、新しい時代は意外に面白くなるのではないでしょうか。

*”resilience (レジリエンス)” は、「回復力のある」、「立ち直りが早い」という意味で、アメリカで近年の激動する社会情勢や経済、環境を生き抜くためのキーワードとして注目されています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2021 年を振り返って

2021 年もとうとうコロナで明け、コロナで終わりました。振り返れば、武漢で発生した新型コロナウイルスの感染者が日本で初めて確認されたのは、2020 年 1 月 16 日のことでした。当時は、日本中の人々が毎日マスクを着けて生活するという異常な光景を、誰も想像しなかったでし...

 
 
 
お金より大切なもの

先月 27 日、台湾のアカデミー賞とされる「金馬奨」で、香港の民主化運動を描いた『時代革命』という作品が最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しました。この作品は、舞台となった香港はもちろん、中国本土では上映禁止となっていました。受賞直後に中国の SNS...

 
 
 
素朴な疑問

関西のあるローカル番組でのこと。「日本はデフレ続きで、初任給はスイス、米国、韓国より低く、平均年収は 30 年前より低い。なぜか?」というテーマで議論していました。政府はまったく無策だったわけではなく、なぜ日本だけがどんどん貧しくなっていくのか、素人には到底理解できない問題...

 
 
 

Comments


© 2023 著作権表示の例 - Wix.com で作成されたホームページです。

  • Black Facebook Icon
  • Black Flickr Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Pinterest Icon
bottom of page